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新しい年は駅伝で幕を開けた。1日の第56回実業団駅伝に続いて、2,3日は第88回大学箱根駅伝である。長距離走行は人生の縮図に例えられる。駅伝の1本のタスキに名誉と誇りを賭けたリレーは、人々の歓喜と涙を誘うが、私などは、じっと静かに観戦していても涙は止まらない。
一方で、「食べログ」やらせ問題が発覚した。多くの人がデートや飲み会の店を探す時に重宝している飲食店の人気ランキングサイトのようだが、起こるべきして起こったという気がしてならない。食に限らず、ランキングというものには、どこか胡散臭い面
があるようでならない。私たちはどうしてこのランキングが好きなのか。どのようにしてこれが作られているか、ちょっと考えただけで
、どれもマユツバものに見えてくる。ほんの参考程度にするならいいが…。
今朝、NHKラジオで、琵琶奏者の上原まりさんが奏でる平家物語の冒頭を聞いた。文字では何度か目にしていた冒頭だが、霊験で迫力のある声を聞きながら、ふと思ったのは、自分自身の生活と近年の日本の現状である。東日本大震災発生以降、幸福の基準は少しづつ変わってきているとはいえ、まだまだ右肩上がりの経済成長の神話は信じられ、立ち止まったり引き返すことをすっかり忘れてしまっていることである。
折しも、今日からNHK大河ドラマ『平清盛』が始まる。 祇園精舎の鐘の声 諸行無情の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理(ことわり)をあらはす
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