規就農援助します 無農薬のメロンを一緒に作りましょう

究極の僻地、藤巻に50万円の売り家! (個々の家の情報はこの下の方にあります)

 私は1988年から2009年の間に山都町内を中心に50件近くの空き家を都会からIターンの人に紹介し、こちらで生まれた子供も含めると、現在旧山都町内に27世帯63名、西会津町に1世帯2名、旧高郷村に1世帯2名、旧喜多方市に4世帯14名、北塩原村に1世帯3名等が定着しています。その外のルートで来た人も含めると、60世帯以上の人々が喜多方周辺の農家に入っていると思われます。こうした人々のうち、勤めや自由業に専念している人もいますが、専業農家になった人以外でも、半分以上の人は多かれ少なかれ自宅で農業に取り組んでいます。これからは、少し対象を絞って、農業を目指す若い人中心に募集したいと思っています。

うれしいお知らせ 2003年「桜の結」に参加して共にトマト、メロンを栽培しているT君(23)とNさん(31)がこのほど結婚しました。町内の古い民家が新婚住宅です。山都町に住んで農業に取り組む決意です。T君はスズメバチの専門家でもあり、先日その研究「警報フェロモンの成分」が世界で最も権威ある「Nature」に発表されました。町内外のスズメバチの巣除去アルバイトに大忙しです。2004年8月には、長男が誕生しました。

2001年は、37歳女性を中心とした6人世帯(4/21転入)、22歳女性単身2世帯(3/27,4/1転入,7カ月間の研修)、33歳と27歳の夫妻(8月転入:03年長男誕生06年二男誕生)、32〜33歳男性単身2世帯(3/29,4/2転入,半年間の研修)、37歳独身女性(3/26転入2002年5月転出)、23歳男性単身2世帯(5月転入,うち1名は7カ月間の研修)、27歳独身男性(4/18転入12/31転出)、40歳前後の夫婦と幼児1名 (7月中旬転入,2002.8.31近くの村へ転出)。福島県会津地方の農村部では、ほとんどの家庭は共稼ぎ。1歳になるとどこでも保育所へ入れる。そこで、集団で規律を身につける。

2002年新たに入植したのは、藤巻に26歳独身男性1名(12月転出)。沼の平に20歳独身女性4名(7カ月間の研修)。賢谷に47歳女性1名(03年転出)。一の木(現在早稲谷)に33歳男性1名。いずれも私の畑を手伝いながら、自分の担当する畑で野菜を栽培していました。一の木に30代夫婦と小3〜0歳の子供5人の7人家族(9.30転入)

2003の入植者は、農学部新卒昆虫学専攻22歳男性1名(広野)、米国の大学で環境学士を取得した44歳と千葉市から来た美術大卒31歳の女性(上記の男性と結婚)2名(沼の平)。横浜出身の共に32歳夫婦1組(一の木、04年に第一子、06年に第二子出生)。福島県内浜通りの山中で電気の無い生活をしていた夫婦と子供6人のうち子供4人と両親(藤沢)。愛媛県の無茶茶園で働いていた農学部卒業後ブラジルで5年間農業をしていた36歳男性(小布施原→広野 )。有機農産物を取り扱っている35歳男性(岩月)。はじめの5人はいずれも「桜の結」参加。

2004年の4.23現在の入植者は、西会津町に環境専門学校新卒男性(29)→山都町木曽で「桜の結」参加、山都町相川に東京から29歳と30歳の夫妻(04年11月転出)、同館の原に農学部前年卒男性(23)(06年転出)、同沼の平に農業専門学校卒女性2名(29→07年早稲谷に大きな家を購入,22→04年11月長野県の実家へ)同一の木に日系米国人男性(29)日本人妻(29)、同木曽に千葉からガラス工芸をしていた女性(29)(05年北塩原村に嫁ぎ、そば屋開業)06,08年に子供が生まれた)。9月、山都町一の木へ東京より35歳と34歳の夫婦と子供一人(「桜の結」参加、賢谷→06年茨城の親戚の農地を得て転出)、熱塩加納村へ東京より会津高田町出身37歳男性(05,06,07,08年近くの畑で大規模に中玉トマト栽培)。

2005年新規入植者は、東京出身22歳女性(「桜の結」参加、06年から山都の大規模農家で野菜担当,07年末に会津の男性と結婚して山形県へ転出)、同26歳女性(「桜の結」参加、06年から埼玉県の有機農産物取り扱い会社)10年春に山都へ復帰予定。定住して農的生活、農産加工、販売などを目指しています。21歳女性(お茶の水大4年)。

2007年新規入植者は、会津若松出身20歳女性(08年は会津でトマト農家手伝い後ニュージーランドへ)、東京出身22歳男性(08年は長野で研修)、同31歳男性(08年は山都で福祉施設勤めと農業の兼業)、同30歳男性(私の長女すみれの夫、08年は後継者資金を借り本格的に就農)。

2008年新規入植者は、群馬県より40歳と35歳の夫婦(09年4月転出)、山形市出身38歳女性(両親の看病のため40日で帰宅)、いわき市出身25歳女性(09年はいわき市で独立)、千葉県出身26歳男性(09年は山都町内で独立)、同じく25歳女性(冬は沖縄でさとうきび畑アルバイト、09年春から再び「桜の結」参加、8月から他県でNPO)、京都出身30歳女性(3歳の長男と、冬季は会津の酒造会社、春から再び「桜の結」参加、6月母親の失職で帰省)

2009年新規入植は、福島市出身34歳女性(農学部卒業で公務員を退職、8月より二本松市)、京都出身20歳男性(大学を休学、11月帰省)、東京出身22歳女性(農学部新卒、冬季帰省)、秋田県出身22歳女性(農学部新卒、11月帰省し独立予定)、私の長男未明(31)、喜多方旧市内出身32歳女性、千葉県出身30歳女性(元農薬開発研究者)、埼玉県出身24歳男性(農学部卒)。

2010年度新規入植予定は09年11月末現在、群馬県出身23歳女性、長野の実家で就農するための研修で22歳女性(いずれも美大卒)、千葉県出身35歳男性です。

2002年「桜の結」の結果と反省、2003年の変更点20歳女性4名の売り上げは1,063,350円(他に運賃戻し等約3万円)と、22歳女性2名だった去年より13万円しか増えませんでした。アルバイトが増えましたが、43万円余り(11月分除く)で、売り上げとの合計も去年の4割増しにとどまりました。10/29豪雪でトマトハウスが26a倒壊したほか、8月の収穫最盛期の過労、9月急にトマトが成らなくなり、近所の農家の手伝いのアルバイトに向かった結果、メロンの管理もおろそかになり減収しました。なお、豪雪被害に天災補助金が適用になり、2/3補助で新品のハウス建設することができました。倒壊したハウスのうち、半分を占める築6年のものは適用にならず、倒壊した新品のハウスをつなぐなどして再建しました。また、数万円の価格補償も出ました。

03年度は、これを踏まえ、一人づつ担当ハウスを決めて、ここで生産するメロン、中玉トマト、その他の野菜を責任を持って管理すること、毎週「作業打ち合わせ」を行い、4〜8月には「ゼミナール」と「見学会」を行いました。アルバイトも計画的に行えば、管理をおろそかにすることもなくてすみます。単に農業生産だけではなく、地元の農家や入植者の先輩と共に地域を知る、学びの場としても位置づけたいと思います。03年はトマトが暴落し、収入は予想を大きく下回る結果になりましたが、地元農家とのつながりや、販売ルート獲得など、大きな成果もありました。 ただ、トマトに重点が行き、メロンがおろそかになった人が多かったので、04年はメロンの育種を含め、メロン専属を2名おきした。参加者は農業大学校新卒(22歳=メロン担当、と29歳)女性2名、及び29歳と30歳の夫婦、23歳農学部卒男性1名、29歳女性でした。29歳と30歳夫婦は働きが悪く親切にされて当然という態度で10月に退散しました。

05年は新規に29歳男性、26歳女性、22歳女性、35歳男性、21歳女子学生が新たに参加、継続3名で計8名で実施しました。各種イベントなどに参加しましたが私は中途でトルクメニスタンへ行きました。この間、「紅涙」ミニトマトは非常に好評でした。

06年はトルクメニスタンへ行っていたため30歳男性1名が一部の畑でミニトマト栽培しました。07年は農学部中退の20歳女性、22歳男性、31歳男性2名の計4名で実施しました。男性3名は不器用で仕事が遅く、うち2名は著しくミニトマトの見落としが多く、いずれも20歳女性の2/3しか仕事ができませんでした。

08年は継続1名の他、農学部新卒25歳女性、農家住み込み経験ある27歳男性など、他に出入りありましたが最終的には5名参加で、「ナチュラルハウス」「大地を守る会」への出荷が始まり、空前の収益が上がりました。これは、新規の4名がいずれも非常に優秀でやる気があり、積極的に売り込みをはかり、栽培も手抜きせずきちんと管理したためです。

藤巻地区は、山都町北端にあり、飯豊山の麓、標高470m、広葉樹林に囲まれた、わずか9戸の集落です。畑がたくさん空いています。冬季の積雪は3m以上、夏は涼しく、最寄りの集落まで10km離れ、ダンプが来ないことが魅力です。2000年からここへ24歳の女性が入植し農業を目指しているのに加え、2001年から東京農大を卒業した青年がインゲンに打ち込んでいます。他に、2002年は早稲田大学院修了26歳男性が種々の野菜を栽培していました。

貸家情報(連絡先0241-47-2010小川 光、chardjourepetek@yahoo.ne.jp)

1.山都町一の木、20坪+倉庫15坪、元農協事務所を改築、バス停前、温泉徒歩10分、月15,000円私の持ち家で、内部は3室全て洋間。農学部等卒業者で「桜の結」参加者には月12,000円とします。 (すでに入居33ました)

2.山都町一の木、30坪、一戸建て二階屋、築20年、11年3月まで居住、修理不要、月20,000円。

3.山都町一の木、30坪、8畳2部屋、小さい庭付、温泉徒歩5分、月9千円

4.山都町撫木、隣家まで2km、40坪、月16,000円、07年3月まで居住

5.山都町木曽、隣家から900m離れた二階建て一軒家、美味しい井戸水、月7,300円。

6.喜多方市熱塩加納町半在家(喜多方市街地まで車で8分)、蔵造り二階建て、150坪の畑付、月17,000円。

7.山都町相川、20坪、傷みあり、06年3月まで居住、月3,000円(女性専用)。

8.山都町相川、30坪、元事務所で庭無し、2部屋、要補修、月10,000円。

9.山都町相川、20坪、一戸建て1部屋、要補修、月5,000円。

10.山都町上廻戸、50坪、一戸建て古民家、修理少し必要、月30,000円

11.山都町沼の平、40坪+離れ15坪、「桜の結」女子寮、10室あり定員4名(あと3名入れる)、一人月5,000円(11〜3月は3,500円)

12.西会津町松尾、80坪、旧地主の豪壮な邸宅で大きな座敷などあり、修理不要、月20,000円。

13.西会津町松尾、60坪、総二階、修理不要、月20,000円。

14.西会津町新郷大字三河、畑付、補修必要、月15,000円

売り家情報

15.会津坂下町天屋、バス通りに面し、建坪368平方米、宅地592平方米の大きな民家、贅沢をいわなければ修理不要、小屋付、農地若干、全部で570万円。農業を始めたい方にはお買い得です。

16.熱塩加納村田中、農家30坪畳は新品、附属建物一階倉庫二階2部屋外壁モルタル塗り、750万円。

17.山都町藤巻、茅葺きトタン屋根の古い農家、35坪、床修理必要、180万円。

18.山都町藤巻、25坪、戦後建築の農家、10坪の小屋付、50万円+水道敷設経費25万円。(屋根が雨漏りしますので修理が必要です)。

19喜多方市岩月町宮津台、宅地50坪、建坪20坪、120万円。市街地と田園の接点で生活に便利。

99年3月一杯で福島県を50歳で退職し、専業農家になりました。農業で成功することによって過疎解消に貢献したいと思っています。既に農地はたくさん入手しました。このホームページをごらんの方で、農業を始めたい方はご連絡下さい。空き家(貸家、売り家共)を紹介します。

食糧も近所の人とトマトとの物々交換等でいつも豊富でした。

お子さまがおられる家族の方向けには上記の貸家・売り家に入った上で、畑は紹介します。有機無農薬野菜栽培の技術指導もします。農地の入手は定住すれば容易です。もちろんご紹介します。生産物は坂下生協に私のコーナーを作っていますし、農協前及び「そば資料館」の百円コーナーや温泉にも置いていますので、販売は大丈夫です。電話0241-38-2463

Гアコーディオンえます」おかあさんコーラス「かたくり」が10ねんぶりにさいかいしました。わたしはアコーディオンでばんそうしていますが、としのせいかあたらしいがくふをなかなかおほえられません。こうけいしゃがいればとおもっています。エキセルシアの120ベースに、ミュゼットのクロマチック(ボタン)しきアコーディオンと、モスクワでかったガルモニ(ボタンしきアコーディオン)があります。やまとまちにいるかぎり、ただでかしてさしあげます。

「心騒ぐ青春の歌」を覚えている方。ロシアのパフムートワ作曲で、「雪や風、星も飛べば・・」この言葉の意味をかみしめています。農業ではまず雪害、ついで風害が深刻です。特にハウスでは、雪でつぶされ、風で吹き飛ばされ・・大雪や大風が無ければどんなに幸せでしょう。「星」は雨の降らない夜つまり旱魃か、放射冷却の夜、霜害か。農業を含め、現場で働く人にとって、気象災害が最大の敵です。若いころ、その真の意味を知らずに歌っていたように思います。「心騒ぐ青春」といえば、1974年ころ、会津若松で毎年東京教育大学の「あらぐさ」の学生たちが来て、会津の若い人々と一緒に歌っていました。喜多方農業改良普及所にいた私もアコーディオンを持って行きました。何百人も若い人が集まって熱気むんむんでした。あの時の仲間は今何をしているのでしょうか。子供たちがその年頃になり、こうした前向きの集団があるのか気がかりです。今それなりに充実した日々を送っている私ですが当時のことをただ懐かしむだけではなく現代に合った形で仲間づくりができればと思います。

空き家を貸す、売る人に優遇税制を!私がぼろ家を350万円で購入した時のこと。この家は幼児2人を持つ夫婦に貸し出すため購入したのだが、3年以上居住していなかったため、100万円控除した後の3割、75万円が不動産譲渡税として家主に課税された。新築資金の一部として使ってしまっていた家主は、生活費にも事欠き、25歳の若さで過労死。良く話す、快活で心優しい青年だった。このような地域振興を目的とした場合、不動産譲渡税は居住している場合に準じて免除してはもらえないだろうか。前途ある青年を死なせた、馬鹿正直に申告した事への悔恨の念は一生消えないだろう。

一方、「どんな人が来るかわからないから」「物置として使っている」「盆に帰って来る(幽霊が?)」が貸さない主な理由だ。固定資産税を、貸し出すことにより免除することにすれば、かなり貸し出す家も増えるのではないだろうか。一方、貸し出さない空き家には、税率を重くすれば税収は減らない。とはいえ、知らない人には貸したくない気持もわかります。そこで、団塊世代の方が退職金をどう使うか考えておられるとすれば、こうした空き家を購入し、新規就農したいという若い人々に貸し出すようにしてはいかがでしょうか。こうすれば、地元になじむ中で、より良い家が紹介され、再び空いた家を新たな就農希望者に貸し出して回転させることで、次々に地域の若い農業人口を増やすことができます。

こうした措置にはほとんど財源はいらない。そして、多くの若い、お金は無いが意欲ある人々を迎え入れることができ、それによる地方交付税の増収も非常に大きい。自治体の幹部の皆さん、土木事業を少なくして、こんな事業をやってはどうですか。金をいくらもらっても、人口は増えないのですから。改修は、地元の零細な大工さんの得意分野。

会津の春の林は美しい 。写真は入植した青年たち。(右の男性は後に他の地域で農業研修をしています。左の女性は01年10月山都町内の農業青年と結婚、アスパラガス中心の夫の農業も手伝っています。03年4月には赤ちゃん誕生。中央の女性は一昨年夏は山都町内の農家手伝い、山都町内の農家に嫁ぎ、02年8月赤ちゃんが生れました。左下の花はすみれです。

かしゃっかしゃっ小さな火花荒畑で鍬振る乙女に人癒す夢

かちかちとはさみ鳴る音山間のトマトハウスは今朝も華やぐ

黄に黒にトマトのあく染むGパンの人無きハウスに雪降り積もる

年齢:貸家は35歳以下、ただし中学生以下の子供がいる夫婦は若い方が50歳以下まで認める。4月中旬からはカタクリが紫の絨毯のように咲く

最近農業に不可欠のトラックに乗るには車の免許はマニュアルが必要です。こちらには練習できる広場が多いので、オートマ限定の方でもおいでください。

50歳以上の方には原則として貸家は紹介しません。これまでの経験上、50歳以上の方は、都会並の安易な生活を維持するためのお金を求めて、慎重になりすぎる傾向があり、要望ばかり多く、案内しても時間の浪費となることが多いため。

専業主婦が長いかたは、日常してきたことにとらわれるあまり、貴重な機会を逸してしまう傾向があります。

仕事:農業を主体とし、冬季はアルバイトで生活を支えることが基本だが、一年目は夏季も農業に関連するアルバイトに従事することも認める。施設園芸やきのこ等で冬季も農業をやることももちろん可能。2007年からは、桜の落葉の発熱を利用した踏床へ、トレンチャー耕したハウス内でトマトと共に育てたアスパラを伏せ込み、12〜3月収穫する作型を行います。これにより、冬にも農業収入があがるようになります。イチゴや春菊とちがって、小さなハウスで除雪労力も少なくてすみます。

住居:長期間空き家になっていたものが多いので、中は荒れており、雪のため外側の一部が壊れているものもあるが、必要最小限の修理なら、それほど費用はかからない。現代の建物より、柱が太く、頑丈なものが多い。きれいに整備された都会の貸家とは違う。トイレは大部分くみ取りだが、簡易水洗に直すことはできる。山都町にはゴキブリはいません(カマドウマはいます)。家賃はすぐ住める都会の貸家並で2万円、修理の必要なものは3000円くらいからある。

農地:地元に引っ越してこないと入手できないが、住民票を持ってくれば、畑は比較的容易に入手できる。山都町にはイノシシはいません。値段は山間地で30万円/10aくらいから、生活道路沿いでも70万円以下。水田はやや高く、山間地で60万円、便利の良い所で最高120万円以下。ただし水田をまとまって入手するためには離農者に関する情報を素早くとらえる必要がある。

農地を借りたい場合、転作関連で、作れる作物が制限されている場合があるので注意する。また、いくら遊休農地が増えていても、入植者が努力して土を肥やすと、地主が惜しくなって「返せ」といってくるので、借りる場合は「技術を覚えるための練習台」と位置づけること。私自身8年間落葉を大量に入れ続け、素晴らしいメロンが出来るようになったら「桃を植える」と言って返還させられた10a の畑がある。農地の価格は安くなっており、山間部の畑なら30万円/10a程度で買える。50a以上購入すれば農家として認められる。それ以下の場合は、農業委員会を通して借りた農地と合わせて50aになればやはり農家として認められる。

借地料は、畑では年間10,000/10a程度(パイプハウスが立っている時は内面積は2倍とみなす)、水田では収穫の2割程度。だが、「荒すよりまし」と無料で貸してくれる所もある。ただ上記のようなこともあるので、農業委員会を通して正式に借り、小作料を支払った方が良い。

技術習得:車で30分程度の県喜多方農業普及所が担当する。直接行ったり、電話で依頼すれば、指導に来てくれる。また、車で2時間余りかかるが、西白河郡矢吹町に県立農業短大があり、新規就農者対象に年10回程度講習会を行っている。多彩な講師陣がおり、毎日の厳しい農業と、合わせる顔が同じで気分転換したい時には是非参加をお薦めする。思いがけない知識が得られ、省力や品質向上がはかられるだろう。なお、私の畑で野菜を栽培する人は、もちろん私が技術指導する。2007年度からは毎週木曜午後はゼミナールや見学会等に充てる。私の専門である育種学、植物生理学、生態学、応用動物学、土壌学やトルクメニスタンでの一年間のことなど、私が生きている間に伝えたい事がたくさんあるので。出荷に関してはJA会津いいでが行うが、その他に広島中央市場等へもルートがある。また、水田や家庭菜園については、近所の人に聞けば教えてくれるのでご心配なく。

資金:新規就農者のための資金のうち、「経営開始支援資金」は5年後に農業をつづけていれば返還を免除される、最高120万円まで。一年間農業をやってみて、自信がついたら農業改良普及センターへ申し込むと良い。年齢は49歳まで。他にアルバイト先はいろいろあるので、とりあえず資金が必要な人は職安へゆけば見つかるし、私も協力する。

生活に必要なもの:農業も生活の一部として、最低限、次のものが必要です。

@車 独身者は軽トラック、家族では、運転者一人ならダブルキャブ5〜6人乗りのトラック(ただしロープフックの無いレジャー用の物は不適)、二人なら、軽トラックと、軽ワゴン(またはジープ)の2台。全て四輪駆動車とする。軽トラックは中古なら15万円くらいからある。

A除雪機 家の周りの状況にもよるが、最低出口を作るためには必要なことが多い。家を見てから必要に応じて。冬にも施設園芸等をやる場合は必需品で、中型で50万円くらいだが、冬も多数のハウスをやる場合は、思い切って80万円位の、油圧で上下左右に首を振ることができるものが良い。

B小農具 2 本、鎌大小、かなてこ、スコップ、フォーク、脚立、運搬用一輪車、ロープ、かけや、なた、収穫かご、はさみ 伐採用のこぎり,など

C工具 のこぎり、金のこ、ドリル、ペンチ、金槌、バール、ドライバー、やすり、パイプレンチ2丁、モンキースパナなど

D衣類 作業服上下、帽子、ゴム引き軍手、ゴム長靴、12枚はぜ地下足袋(パイプハウスに登る時には不可欠)。スパイク地下足袋は山で落葉集めする時必要。地下足袋を履くとき必要な指付靴下。手首をブヨに刺されないための腕抜き などメロンの接木作業

Eその他機械 小型トラクタ、草刈り機、チェーン鋸 など

01年4月に入植した化学物質過敏症のTさん(38)と娘2名など6人は、宅地附属の畑に野菜を栽培しています。長女も、農産物無人即売所の店番をして飛躍的に売り上げを増やしましたが、近くの農家に嫁ぎ、元気に働いています。その他の入植者のうち、単身者の中には冬季農業ができないことから実家へ戻り、今年は別の所で農業を試みる人、こちらで再度挑戦する人などがいます。また世帯を持つ方は今年農業を始める準備をしながら冬を過ごしました。

02年は八ヶ岳実践農場新卒女性(20)が、03年は美大卒の31歳女性が、それぞれ店番のアルバイトをしました。04年は、そば資料館前での地元産野菜販売は新規就農農家中心に行ないました。

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