無農薬のトマト・紅涙
2007年もよろしく
02.10.29豪雪で倒壊、06.1豪雪で再倒伏ハウスパイプ修復完了!環境に優しい再生利用実現
アーチパイプ本数にすると2512本、新品なら1,444,400円、これに部品、被覆資材の一部、修理の手間、トマトの最後の売り上げ等合わせるとおよそ200万円の損失で、未曾有の大損害でした。さらに06年1月には被覆していなかったが天井の上まで降った雪のため、大半のハウスが倒伏して地際で折れてしまいました。従来は曲がりのひどいパイプや折れたパイプは捨てていましたが、曲がりは直して使い、折れたものも太いパイプでつないで使えました。つないだ所でぐるぐる回ってしまうのは、つなぎパイプの中央部を金槌でたたいて少し潰すことで解決。電動パイプカッターがすぐ壊れて、手で切ったため、右肘が痛くなりましたが、数日で回復しました。なお、福島県全体で被害が1億円を超えたため、築後5年以内のハウスに限り災害復旧支援補助金が1/3自己負担で得られたため、従来より屋根が急傾斜で雪が落ちやすいハウスを購入建設しました。中です。残りは修復したパイプや、アスパラをやめた農家から譲り受けて再建しました。07年は、県の方針で、新たに有機栽培する畑に建てるハウスに5割補助金を出すことになり、隣接農地 計27a を購入、ハウス5棟を建設しました。
「紅涙」はラグビーボール型で一花房に非常に多くの花が付き、秋でも多収、やや酸味があり食味上々。皮が軟らかく食べやすいですが、降雨の後やや裂果しやすいのが欠点です。粉質で低糖度だったルビーフィンガーに代わり、有望品種として私の所だけでなく、耶麻郡猪苗代町でも期待されています。裂果を予防するには、耕土が深く、常時乾燥状態で雨が降っても土壌水分が急増しない所に栽培する。ハウス内が高温だと開花が多くても着果しないので、夏は高冷地栽培が適する。株間が狭いと着果が悪いので、株間は90cm以上と広くとった方が良い。
むさし試交768号は、球形の黄色中玉トマトで、多収であり、「ミディオレンヂ」の名で出荷していましたが、粉質で食味が劣るため、04年かぎりで栽培を止めました。
他に、日陰でも生育が強い山都在来インゲン「庄右衛門」は軟らかく、トルクメニスタンの紫藤豆は乾燥に耐え多収で、「八丈オクラ」は莢が大きくなっても筋っぽくなりにくく、07年に規模拡大して栽培しています。
圃売種商法に注意!先日、いわき市のMさんが、「ロシアのトマトとピーマンの種子を一粒当たり300円で購入し、できたものを買い取ってもらう契約をした。」と言ってきました。トマト等の種子の価格は、F1でも一粒20円程度。固定種ならその1/10でも売っています。これでは、ワープロや軽トラック等を普通の倍以上の価格で売りつけて、ろくに仕事を与えない商法と同じです。こんな商法にだまされないようにしましょう。特殊な成分がある、などという触れ込みは怪しいものです。もしそうなら、種子を取り返して自分で一年遅れて栽培し、成分や名前を出さなければ良い。生産物には種子が入っているのですから、種子を取り返しても問題ありません。悪徳業者は名前を公表して、悪事が働けないようにしましょう。
前金商法にも注意!08年、初めて参加した「アグリエクスポ」で知ったという業者3件から、似たような電話があった。「前金20万円(一件は月5万円で4カ月)支払えば、生産物を有名レストランなどへ紹介する」というもの。どんな商売でも、先に大金を支払えなどと言うのは全てインチキと考えて間違いありません。最後の業者の名称は「有限会社ラデュッシュ」です。「ラディッシュぼうや」に似せて名乗ったと思われますが、このような悪質業者にだまされないようにしましょう。
すっぱくて瑞々しいイチゴ
耶麻娘
午後短日処理
7/27〜8/19の午後3時被覆、同8時開放です。従来の「午後4時被覆、朝8時開放」と比べ、未明の冷気に当てて短日処理が効果的になるだけでなく、換気を良くして光合成能率も高く、最も暑い時刻に被覆して植物体温が下がり、健康的な草姿。開放時間が長いため、特に夜間に降る雨に当てることができ、潅水労力も少なくてすみます。
耶麻娘は汗を流して働く人のすっぱくて、みずみずしく香り高いイチゴです。
反収を無理に上げようとしなければ、無農薬は簡単です。
春菊の育種と栽培
春菊は9月まきで、ハウス冬取りです。1月下旬に、良好な株に割り箸で目印をつけ、3月に抽苔の早い物を除去し、優れた株から採種します。この「会津春菊」の特徴は、葉の緑色が濃く、葉が長く、茎の長さが中程度で、香りが穏やかで甘味があります。
アスパラガスの栽培は、当年播種では12月に被覆し、冬から収穫を始めます。夏も5〜6月に休むだけで、10月初旬まで収穫が続きます。最盛期は春4月と夏8月です。ところが、私の所ではアスパラハムシが大発生して、食い尽くされてしまいました。ここでは有機栽培は不可能のようです。会津農業センターでは無農薬栽培をしていましたが、セグロセキレイがハウス内にいて、同じく害虫のカノコガ幼虫と共に、アスパラハムシを捕食していました。将来的には、こうした方法が良いと思います。


メロンの育種は、トルクメニスタンの品種の味を生かしつつ、会津の瓜の作りやすさを取り入れた物の育成です。
〇現在、メロンはトルクメニスタン産の品種を、会津在来の「真渡瓜」に戻し交雑して耐病性を導入したものを作っています。トルクメニスタンの品種には、ラグビーボール型の「バハルマン」「四十娘」、アメフト型の「黒い瞳の眉」、8kgもある球形赤肉の「狼頭」や200g程の大きさで”"香り"専用の「夏の思い出」等、じつに411品種があります。果肉の色は白が多く、緑は真渡瓜から導入して、三色のメロンができています。普通のメロンと違い、西瓜や西洋ナシにも似たみずみずしくシャリシャリした歯触りで皮のすぐ近くまで食べられます。、素晴らしい香りと食味が特徴です。なお台木にもトルクメニスタンの南瓜を使用しており、おいしく食べられます。 今年は会津在来の縞瓜と「夏の思い出」の交配種のF2も作りました。果形はとっくり型がみかん型より優性です。食味の良い物も出ますが、香り専用で美しい縞模様の多収系統も出ました。
今こそ公的研究機関の必要とされる時!遺伝子組み換えは、特許などで企業に莫大な利益をもたらすが、天敵製剤を散布したら土着した、では一回しか売れないので、繁殖力をなくした天敵にするための研究に大部分の努力が傾けられている。種苗も、側枝が元気な品種は、一株あたり広い面積に広がるので種子を売るために、側枝の弱い品種が選抜されている。公的研究機関では、土着できる天敵、育苗本数が少なくて済む品種等を、農家でも容易に種子が採れる品種を、つくり出せる。公的研究機関の研究者は、このことを認識した上で、あるべき研究を進めて欲しい。関連企業に気兼ねするな。
また、質量ともに十分な有機質を与えれば、連作しても障害が出ないどころか、かえって品質が向上し病害虫も少なくなる私のメロン栽培のように、一年生作物の畑作においても、連作は必ずしも否定すべきではない。このことを認識する人が少ないことも残念だ。
問題は「特許」により開発した企業が異常なもうけをあげることにある。地球全体の利益になることについては、特許を認めないなどを国際的に決めれば良い。特に、開発途上国の在来品種を、米国企業が安く買い取って、わずかの改良を加えて特許をとり、原産地からも特許料を徴収するなどの行為は厳しく規制すべきだ。
有機農産物認証制度は、硫酸銅と生石灰の混合物であるボルドー液や機械油乳剤、熔燐や石灰など、農薬や化学肥料を使っても良いことになっており、特に遺伝子組み替えで問題になっているBt剤散布も認めるとしている。また、自分で育苗する場合は化学肥料や農薬を使ってはいけないのに、そのような苗を購入するのは構わない、としている。しかも毎年数万円を認証に支払わねばならず、認証されてもこのような農薬等を使ったものと同等であるとしか言えない。ボルドウ剤にしても、フランスでは「ボルドウ病」の言葉もあるほどで、ブドウ産地での貧血が問題になっている。決して安全とは言えない。
この制度は、海外産の有機農産物を輸入して貿易摩擦を少しでも減らして米国のご機嫌をとり、国内の有機栽培農家をつぶして農薬や化学肥料会社の利益をはかるのが目的で制定されたと考えられる。
水稲の耐冷性品種を遺伝子組み換えによって育成する試験が北海道農試で行なわれている。これについて賛否両論があるが、私は別の観点が必要だと思う。日本では減反政策により、この品種を使う必要はない。しかし世界の食糧危機を考えれば、広大なシベリアや、カナダの一部で栽培が可能になることには意味がある。いずれは実用化されるだろう。この時、日本での反対運動で頓挫すれば、米国へ研究者は転出して莫大な特許料が米国へ入る。現在実用化されている遺伝子組み替え技術は、除草剤を抵抗性になった作物にかけることで人体に除草剤が摂取され、その畑は抵抗性の植物しか育たないようになるとか、蚕卒倒病毒素Btを組み込んで、食害する昆虫を殺すなど、人体に毒物を取り込ませるようになる技術が多く、こうした危険な「遺伝子組み替え」植物を作ることには反対しなければならない。しかし、遺伝子組み換え技術そのものは、医療にはすでに欠かせないものになっており、他の植物が持っている性質を作物に移すのに、交配出来ない遠縁の物であったり、短期間でつくり出すために行なわれ、毒物などでないものであれば、問題は宗教の管轄だ。米国の宗教右翼に引きずられたブッシュ政権が、開発途上国に対して避妊をやめるよう強制して反発を受けているのと同様の愚挙はすべきではない。
今の社会に言いたいこと。先日、高輪のプリンスホテルが日教組の宿泊と会場を、右翼の妨害を理由に、裁判所に従わず取り消したが、もし、日教組が、当日集会を強行し、妨害するホテル側を警察を呼んで排除しようとしたらどうなっていただろう。あるいはまた、日教組が右翼並の街宣車を出してホテル周辺を混乱させたらどうなっていただろう。しかしいずれもありえないことだ。なぜなら警察はいずれの場合も日教組を逮捕してたちまち解散させるだろうから。警察は、アメリカ並の二重基準で、イスラエルの右翼は野放し、アラブの日教組は弾圧する。こうした不合理をやめさせるには、一人一人の警察幹部個人を告発し有罪を勝ち取るしかないと思う。
無駄な道路を作る訳。昔、ローマは戦争に負けたカルタゴに、壮麗な神殿などを作らせ国力を消耗させるように仕向けた。第二次世界大戦に勝ったアメリカは日本の技術力を無駄に使わせるため、道路や橋、トンネル、ダム等を不必要に作らせて国力を消耗させようとした。そのような構造が日本に出来上がれば、それに従事する人を食わせるため、いつまでも無駄な工事が必要となる。その原理を明らかにし、無駄な道路を作るのをやめなければならない。
石油製品の値上がりについて。これは米国に巣くうヘッジファンドが余った金の投機先として石油を選び不労所得を得るためのマネーゲームだ。何も生産に寄与せず、売買だけで金儲けしようとする者は社会の寄生虫だ。ケイマン諸島など税金がかからない所に本部を置いている。こうしたことを野放しにすることは良くない。彼らの事務所を封鎖して兵糧攻めにしたり、彼らの売買を禁止してはどうか。
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