閃輝暗点(せんきあんてん)

 視野の一部がかげろうをとうして見るようにゆらゆら動きだし、突然頭の中に閃光が光って、電光のようにギザギザした光の波が四方に広がり、その内部が真っ暗になります。 そしてこの閃光と暗点は、十数分から数十分で消えます。 このあとに偏頭痛が2〜3時間続き、はきけ・嘔吐などが起こることがあり、また、まれには手足が動きにくくなったり、しゃべりにくくなったりします。 視野(見える範囲)が狭くなることもあります。
 このような発作をときどき繰り返しますが、発作回数は月に数回の人から1年に数回の人まで色々です。
 物を見る中枢は脳の後ろの部分にあるのですが、この中枢に行っている血管の一時的な痙攣(けいれん)によって、血液が一時的に不足して起こるのではないかといわれています。
この原因は不明です。 動脈硬化や脳腫瘍があるためにとくに起こりやすいということはありません。 また、これ以外のほかの病気がでる心配もまずありません。
 長い年月を経過するうちに、しだいに発作回数が減っていくことが多いようです。発作が頻繁に起こる人には、血管拡張剤や精神安定剤が使われます。